猿岩石とヒッチハイクの足跡を訪ねる旅〜香港編【第1日目】2001年11月16日(金) |
●成田〜香港 やっと搭乗案内時刻の6時25分になったところで事件勃発! 機体の交換の為、搭乗案内が約1時間遅れるとのこと。7時25分にやっと搭乗案内があり、機内へ。 ただでさえ深夜の到着便だというのに、ホテルに着くのはいったい何時になるんだろう。。。猿岩石の二人は既に出発、関空組さんも早々と出発してるって言うのに(;O;) ●香港到着 深夜12時ちかく(現地時間マイナス1時間)。下降を始めた暗い機内のあちこちに読書灯がともり始め、 その下には真剣に化粧直しをする、さるともの姿が浮かび上がる。ちょっとコワイ風景…でも、そうですよ!これからやっと猿岩石に会えるというのだから。 深夜だというのに一同、心弾ませバスでホテルに向かう。ホテルの近くの繁華街は、こんな時間でも空いてる店が多く、時間の感覚を鈍らせます。 そして遂に、ホテル到着!「さあ、早く降ろして猿岩石に会わせてくれ〜」という時になってJTBカリスマ添乗員稲木氏から、突然の悲しいお知らせ。 「深夜になってしまった為、予定されていたウエルカムメッセージは中止になりました。明日に備えてお部屋で休んでください。その代わり明日は5時までたっぷり時間を取ります」 って、そんな〜〜!!寝るだけなのに、機内で乾燥してボロボロの顔に化粧の上塗りなんてするんじゃなかったよ、しかも明日は2時から自由行動の予定を勝手に立てていたのに〜!! 飛行機遅れたのは、私たちのせいじゃないのにさ・・・と、ぶ〜たれ顔でスーツケースを引っ張りながらロビーに入って行くと、 ちゃ〜んと二人が待っていてくれたではありませんか!感激です。 すべての苦労がぶっ飛びます。 深夜(現地時間1時近く)ホテルのロビー(フロントの前)で、全員立ったまま猿岩石からウエルカムメッセージ(修学旅行で先生の緒注意を受ける生徒みたいな雰囲気でした)。 ウエルカムメッセージだけに有吉さんから「ようこそ香港にいらっしゃいました」みたいな言葉があったような気がしますが、突然のことだったので、よく覚えていません。 で、森脇さんに、「では社長から」とバトンタッチ。 旅行中、乾杯のご発声は常に「では社長から」でした(*^_^*) 二人からの簡単なご挨拶で、解散。 ちょっと拍子抜けしながらも、深夜にもかかわらず待っていてくれた二人に感謝。 フロントのキャッシャーに並んで両替をしていると、一度部屋に引き揚げたと思っていた有吉さんが、皮ジャンのポッケに両手を突っ込んで早足にロビーを横切り、深夜の街へとひとり出かけていくところを目撃。なんかちょっとカッコよかったです。ほれぼれ.。o○ 私たちも部屋に荷物を入れて、近くのセブンイレブンにお水を買いに出かけました。 すると、セブンイレブンの隣にデザート専門店の「許留山」ができていてまだ営業していました。 さっそく、「マンゴー&タピオカ入りココナッツミルク」18HK$を購入。 飲みながら、地面に這っているゴキブリを踏まないように避け、ルンルン気分でホテルに戻る。 現地時間で1時半頃やっと部屋に落着くことができました。 |
猿岩石とヒッチハイクの足跡を訪ねる旅〜香港編【第2日目】2001年11月17日(土) |
●思い出の野宿場所〜尖沙咀プロムナード 香港第2日目です。空はいいお天気になりそうな様子。 朝起きて香港版ズームイン朝「香港早晨(おはよう香港)」にテレビのチャンネルを合せる。 画面の上には天気・最高/最低気温のほかに、湿度のパーセンテージが出ていて、見ている間にも上がっていっていた。 余談ですが、アメリカの同盟国ではない香港でもニュース番組では毎回トップニュースにアフガン情勢を放送していました。 ビュッフェ式の朝食を済ませ、ロビーに集合。 集合時間の数分前、白いセーター姿(前開きでジッパーになっています)の有吉さんが何気にロビーに姿を現しました。 「あ、こういう時はやっぱり見て見ぬふりをしておいた方がいいんだろうか・・・・」と柄にもなく戸惑っていると 有吉さんが笑顔で「おはようございます」とご挨拶をしてくれて、ドギマギしてしまいました。こんな有吉さんは初めてです!感動したっ!! 今日の観光は、1号車有吉さん・2号車森脇さん、に分かれての移動です。 私は2号車です。せっかくバスの割り振りをしたのに、最初の観光場所へは歩きで行きました(^^ゞ 二人が香港で野宿5連泊をした場所、尖沙咀プロムナードにある香港文化中心です。 ホテルからは徒歩数分です。 今まで野宿場所は「九龍公園」と言われていましたが、チキンゲットや、手すりに腰掛けているところなど、映像的にどう見てもこの尖沙咀プロムナードだったので疑問に思ってました。 昼間カメラの回っている時は景色のいいこの場所で過ごし、夜に九龍公園に眠りに戻ってたのかな?と解釈していましたが、 どうやら九龍公園というのは勘違いだったようです。 普通の人はこのプロムナードに立ち、対岸の香港島の景色に魅入るものですが、私たちは猿岩石の先導のもと、 お掃除のおじさんが隅っこをお掃除中にもかかわらずドヤドヤと建物の外壁の狭い凹に入りこみました。 そこで、有吉さんは野宿を再現してわざわざ寝転んでくれました。 「あ〜、懐かしいな〜。こうやって寝ているのにもかかわらず、小便はすぐそこ(頭上の近く)。最初の頃は金があったから、そこのレストランでごはん食べたり。それでこうやって寝てると、上からチーマーが空缶投げるし」 今までの海外ツアーでは、ほとんど旅の思い出話をしてくれることはなかったのですが、 (今回はツアーのテーマがそうなっているとはいえ、)なんて大サービスなんだ〜〜!とまたまた感動! ![]() ![]() みんなでひとしきり、この狭い場所での二人の姿を撮影した後、海沿いの開放的な場所に移動しました(これが普通です)。 有吉さんは手すりにもたれて、ずっと海と対岸の香港島の景色を眺めていました。 「ここは夜景もいいですよね」と言うと、 「キレイですよね〜。でも5日も同じ景色見てるといい加減、イヤになりますよ」と応えてくれました。 電波少年のセルビデオには入ってないんですが、通常のレギュラー放送の時のシーンで・・・ ビザが下りて、やっと香港を去る事ができることになり、森脇さんが 「ここの夜景もこれで最後か〜」と名残り惜しんで立ち去り難くしているのに対し、有吉さんは 「早く、行くぞ」とせかします。森脇さんは「おまえには感動というものがないのか!」と言い放つシーンが印象に残っています。 私も、もともと香港に着いたら真っ先にここに来るというくらい大好きな場所なので、テレビを見ていて森脇さんに共感!だったのです。 ここではお部屋ごとに有吉さん・森脇さんとの4ショットを撮ってもらいました。 大好きな香港のこの場所で、あの猿岩石と一緒に記念撮影ができるなんて夢のようです。 旅をしている最中の二人に声援を送りながら、あの二人に直接お目にかかるなんて夢のまた夢で、すごく遠くにいるように感じていた(・・というか実際遠い国にいたんだけど)のに、今、こうやって一緒に旅行ができるなんて感無量です。 記念撮影タイムも終わり、それぞれバスに乗り込みます。 ●《観光》黄大仙(ウォンタイシン)〜ビクトリアピーク〜淺水湾(レパルスベイ) 次の観光場所『黄大仙(ウォンタイシン)』というお寺まで30分くらいの移動です。 移動時間には森脇さんがマイクを握って、お話をしてくれました。 内容はMLですでに流れていますが、森脇さん特有のぽそっ(bosoじゃなくてposo)とトークで、私のツボにハマッたものをいくつか。 のっぽの公団が鉛筆のようにいくつもそびえたっているのを見て、 ※「友達のうちがどこか分からない」(確かにそうです〜)。 ※「オープンカーでハゲってイヤだよね」(確かにそうです〜) 『黄大仙』の近くの道端に座りこんでいるお婆さん。 スーパーのビニール袋を覗き込んで、中の品物を収まりがいいように入れ直している様子。 ※「おばさん中のものを出したり入れたりしてる。あ〜、出したり入れたり・・・」おばさんの様子とあいまって可笑しい。 (たぶんお寺の参拝者に物を売っているお婆さんじゃないかと思います。売り上げ数を確認しながら、在庫を売りやすいように入れ直しているように見えました) 旧ジャッキーチェン邸のおんぼろの様子を見て、 ※「セキュリティシステムとか、いらないよね。強いから。」(確かにそうです〜) それと「余談だけど」と前置きした上で、「3日前くらいにサンプラザ中野さんが店に来て、“旅人よ”を歌っていった。(なんてタイムリー!)きのうは布施(なんとかさん・名前忘れました)、知ってる?布施明のモノマネの人。あの人が来てずっとモノマネしてた」という話もしてくれました。 森脇さんは、香港の公団の家賃が1〜2万ときいて、「いいなぁ」って言ってましたが、聞くところによると、 低所得者の為のこういった公団は、高層階でもエレベーターがなく、トイレとシャワーは何世帯かで共同だそうです。 繁華街の家賃10万も、土地が狭く日本より住宅事情の厳しい香港では、かなり狭いようです。 ところで、私たちは2号車の後ろの方に座っていたのですが、振り返ると1号車が後ろにぴったりと付けて走っていて、マイクを手にトークしている有吉さんの姿がよく見えました。 喜んで手を振っている私たちのことを、「あそこにキチ○イがいますよ」と言っていたそうです(泣)。 『黄大仙』に到着。ここは古い中国寺院で、信心深いたくさんの人が熱心にお参りするお寺です。 私も、何回か地下鉄に乗ってお参りに来た事があります。 旧正月に来た時は、何人もの人が子豚の丸焼きをお供えしてお参りをしていました。 子豚の丸焼きではないにしろ、みなさんお供え物を広げて膝まずき、地に頭をこすり付けるようにして熱心にお祈りしています。 お参りの邪魔をしては申し訳ない、と思う理性はあるのですが、どうしても二人の姿を目やカメラで追ってしまう自分が情けなくもあります。 ここでは二人も地元の人のように、膝まづいてお参りをしたり、おみくじをしたりしていました。 さるともも、1本ずつお線香をいただいて(こちらのお線香は長さが30cmくらいあり花火のようです)お参りしました。 次は、有名な100万ドルの夜景が眺望できるビクトリアピーク(山頂)へ。 こちらは香港島になり、先ほどまで皆がいた九龍島のホテルや野宿場所もよく見えます。 天気がよかったので見晴らしがよかったです。 ここでも有吉さんは展望用の手すりのとこからずっと景色を眺めていました。 観光では有名なヴューポイントですが、有吉さんはヒッチハイクの時はもちろん、その後の番組やもちろんプライベートでもいっさいこちらに来た事はなく、初めてだそうです。 次は同じく香港島の裏側、やはり有名な淺水湾(レパルスベイ)へ向かいます。 このあたりから2号車ではガイドの金さんの独壇場になっていました(^^ゞ 「森脇さんはね、あまり香港の事ね、知らないようだから。私はね、みなさんこうやって香港に来たらね、やっぱりね、香港の事ね、少しはね、知って帰って欲しいですよ、だからね少し説明ね」とついにマイクを奪い取ってしまいました。 そして「A8888」という香港の金持ちが欲しがる縁起のいい車のナンバープレートをオークションで五千万円で手に入れた香港ナンバー2のお金持ちの家を教えてくれたりしました。ちなみに、ビクトリアピークもレパルスベイもお金持ちが住む高級住宅地です。 ビクトリアピークが高級マンションに対して、こちらのレパルスベイは眼下におだやかな海を臨む一戸建ての高級住宅です。ごみごみとしていた先ほどまでの香港とはうってかわって美しいビーチリゾートで『慕情』の舞台で有名な場所です。そしてここに来るとガイドは必ず、アグネスチャンの実家と、ジャッキーチェンの別荘を指差します。 そんなヨーロピアンテイスト溢れるこの地にも、いかにも香港しちゃっているビーチの一角があります。極彩色に彩られた観音像や海の守り神の天后像がいくつも飾られています。 中国本土からの観光客もたくさんお参りに来ていました。 その中でひときわ大きくお腹のでっぷりして、片手に(金)と書いた袋を提げた福々しいお顔の像。この(金)と書かれた袋の入り口が穴になっていたそこにコインを入れてお腹をさすると、御利益があるそうで、いかにも商売繁盛しそうです。 もちろん、社長森脇氏はおなかをさすっていました。 そのあと、有吉さんは高畠さんと一緒にお腹をさすりながら記念写真を撮っていましたが、 私は以前来た時に、ガイドさんから「香港の新婚カップル、結婚したらすぐ子供が欲しい人ココへ来てこのおなかさすりますよ。そうするとすぐ子供できます」と聞いていました。 ・・・これはどうなんでしょうか? バスに戻る途中に、有吉さんに夕べどこに出かけたのか聞いてみたところ、 「ヒッチハイクの時に香港で最初に入ったレストランを探しに行きました」とのことでした。でも、見つからなかったそうで、黄色い看板のスペイン料理の店で当時からちょっとつぶれそうな気配だったとか。 ヒッチハイクの旅、第一日目の食事がスペイン料理だったとは!?初耳だ〜と思いましたが、猿岩石日記の第一日目、4月13日の森脇さんの日記に一行だけ「スペインのステーキレストランも失敗」という記述がありました〜。 ●昼食 次は、お楽しみのお昼ご飯です。 尖沙咀東にあるビルの中にあるレストランで飲茶ランチです。 地元の家族連れなどで賑わっている円卓がたくさんあるホールを抜け、奥の個室に案内されました。大きな円卓4つに分かれて座り、彼らははじっこの小さなテーブルでした。 お茶の小さな茶碗を持って、有吉さんの「じゃ、社長から」に続く森脇さんのご発声で、乾杯!・・・が済むと有吉さんが「じゃ、みなさんやっちゃって!」と扉から出ていってしまい、もちろんそれに続く森脇さんでしたが、これまた「やむちゃだけにね」と“ぽそっとトーン”で言い置いていったのが、めちゃめちゃツボでした(*^_^*) 午後、猿岩石のいなくなったバスに戻り、これからショッピングツアーです。 この日の午後の自由行動に“enjoy香港”のすべてをかけていた私は、勝手に2時には開放される予定でいたのに、自由になれるのは5時過ぎのようです。 そのかわり、明日はパーティーまでに多少時間が取れると言う事でした。 |
猿岩石とヒッチハイクの足跡を訪ねる旅〜香港編【第3日目】2001年11月18日(日) | |
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猿岩石とヒッチハイクの足跡を訪ねる旅〜香港編【第4日目】2001年11月19日(月) |
香港最終日。 成田組より15分早い7時15分にロビー集合の同室のさるともさんを送る為にロビーへ。 なんとロビーには、今日は会えないと思っていた森脇さんと有吉さんの姿が! 有吉さんは立ったまま壁におでこをつけて寝ていました(^^ゞ 聞くところによると、当初は予定になかったお見送りを、森脇さんが提案して下さったとか! せっかく、朝ゆっくりできる飛行機を選んだのに、わざわざ皆と同じ時間に起きて着替えて来てくれるなんて、 感激です。 実質2日間の短いツアーだと思ったけれど、猿岩石のお二人の配慮で、深夜のお出迎えや早朝のお見送りをしてくれて、 私自身もイベント・自由時間ともにフル活動で楽しんだので、充実した楽しい旅行になりました。 同室のお友達が「香港が大好きになった」と言ってくれたのも嬉しかったです。 有吉さん・森脇さん・スタッフの方・ご一緒したさるともさん、楽しい4日間をありがとうございました。 |