++ ベトナム第1日 ++

    ●成田〜ホーチミンへ
ちゃんと予定通り朝4時50分起床。
空港に向かう。しかしここでトラブル発生!
クロ○○の宅急便で空港に送ってあったとーこさんのスーツケースに、握り拳大の凹みが!!
その衝撃でふたが歪んでしまって隙間ができて鍵がかからなくなっていた。再度、カウンターに行って代替品に取り替えてもらう。エライ中古品が出てきた。大手でもこういうことがあるのね。

集合時間にカウンターで搭乗券を受け取り、各自でチェックインを済ませ、再集合。
搭乗前に添乗員さんから今回の鳥インフルエンザ関連についての注意があった。外務省から旅行者に対し、(1)手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。
(2)生きた鳥、鶏舎、生きた鳥を扱う市場への不用意、無警戒な立ち寄り、接触を避けること。
以上の通達が出ているとのこと。

その後いったん解散、意外に時間が少なく、すぐに搭乗時間になりベトナム航空951便に搭乗。
その間に、毎日励行しているうがいのお薬、イソジンを買おうとしていたのをすっかり忘れた。以前は海外旅行の際も必ず携帯していたのに・・・ま、いっか。

機内は満席でした。
私たちの座席(もちろんエコノミー)は前後の席との幅がものすごく狭く、床に物を落とて体を曲げて拾おうとしても、頭が前の席の背もたれにつかえて拾えません(^-^;A おまけにテーブル押さえがちゃんと止まらないので、突然テーブルが落ちてくること数回。
半年前の個人旅行でベトナム航空の機体には慣れていたのでさほど驚きもなく。。。その時の機体も椅子のどこかしらが壊れているものばかりだったので。
お待ちかねの機内食の時間には、食前酒にスパークリングワイン、お食事時には白ワイン。機内食のビーフは薄切りだったけどなかなかおいしく、窓から富士山もきれいに見えて気分よく6時間半のフライト。

●ホーチミン着

ホーチミンのタンソンニャット空港に到着。
団体ツアーで添乗員もいるはずなのに野放しのまま出口に向かう。
まあ目印になる2人がいるので、みんなが迷うことはないのですが・・・
空港から※エクアトリアルホテルへ。
ホテルの7階の部屋からは中庭(正確には4階屋上)にあるプールが眺められ、その向こうに街並みが広がっていました。歴代ツアーの中で一番の眺め。
私は、アジアの街のクラクションのけたたましい乾いた音が好きなので、いつでもベトナムの空が眺められ街の音が聞こえるように、就寝中も遮光カーテンは閉めずにレースのカーテンのみで過ごしました。

部屋に到着後シャワーを浴びて18時半ロビーに再集合。
オプショナルツアーである本日の食事、バスで※ソン・グーというベトナム海鮮料理のレストランへ。有名なお店です。
ここで麗しの「333(バーバーバー)ビール」と再会!
ビールはあまり好きではないんだけど、アジアンビールはどれも好き!
アジア旅行の際は、タイではシンハービール、シンガポールではタイガービール、中国では青島ビールと、お食事の時に必ずローカルビールを飲みます。
しかし、今夜は若干飲みすぎ( ( ( ´o`)ロ <(ウップ)
ホテルに戻り、プールサイドのバーでさらにカクテルを飲んでいるうち、目がぐるぐるぐるぐる・・・
危険を察知して部屋に戻り、ベッドに倒れ込むも、程なくしてトイレとお友達に・・・こうしてベトナム一日目の夜は更けていったのであった(;´д` ) トホホ

... 2004 / 01 / 28 (WED) harekumori.gif



++ ベトナム第2日目 ++




    
●ホーチミン市内観光
ベトナム旅行2日目の朝です。昨日はホテルチェックイン&夕食だったので、実質、本日がベトナム観光初日です。
本日のスケジュールは、ホーチミン市内観光&ショッピング。フォーと生春巻きの昼食。午後からはオプショナルのアオザイのオーダーです。

夕べはトイレとお友達になった後、すっきりと熟睡できた。
ベトナムの朝は元気なニワトリの鳴き声で明ける。今は世間から目の敵にされているニワトリですが、そんなことはお構いなく元気元気。ウチの隣の家でペットとして飼われているチャボとは大違い。声は高らかだし伸びが違う。その声は朝5時前から7階にある私たちの部屋まで届いていた。
朝起きてシャワーと着替えを済ませて朝食バイキングへ。
二日酔いは免れたが、まだ旅行は始ったばかり。用心のため、夕べ潰れていた時に同室のとーこさんが別のさるともの部屋からもらって来てくれたキャべ2を飲んでおく。胃腸はメチャメチャ丈夫で胃モタレなんて縁はないんだけど、さるともとの旅行は“飲みすぎ警報”なので、今後はこのさるともを見習ってキャべ2やソルマックなど薬を持参した方がよさそう。

観光に出るとすぐランチタイムになりそうなので朝食は控えめに。
ベトナムは元フランス領だったため、フランスパンのグレートは高い。
同じく元フランス領のカンボジアでもそうなのですが、道端の屋台でもローカルフードに混じってバケットが無造作に売られていたりします。
ホテルの朝食バイキングでもバケットはもちろん、私の好きな胚芽入りのハードロールなど豊富でおいしいのが嬉しい!

9時ロビー集合でバスに乗って市内観光へ出発。最初に向かったのがチャイナタウンにある天后寺。バスの中ではガイドのキットさんが、チョロン地区に住むようになった華僑が「西貢」と呼んだのがホーチミン市の旧称:サイゴンの名前の由来だと話してくれた。そういえば、香港にもシーフードが有名な「西貢」という小さな港町があります。
「天后寺」は、海の守り神をまつった中国式のお寺。香港にも「天后寺」は、いくつかあります。ここのお寺にも香港のお寺にあるような渦巻き型のお線香がいくつも天井からぶら下がっていました。東南アジアの国々を旅行していると必ず中国式のお寺に出会いますが、そこで旅の安全と帰国してからの平和な日々を願ってお参りすることにしています。ここでもお線香を1束買って(5000ドン=50円)お参りしました。お線香は日本のものと違って中国寺院によくあるタイプ、黄色く太いものに赤い持ち手部分のついた花火にそっくりなものです(さるぎゃらりーをご覧下さい)。

次に向かったのは「統一会堂」(南ベトナム政権時代の大統領官邸)。ここではガイドさんの説明のもと、ひとつひとつの部屋を丹念に見た。会議室もそれぞれ立派だが上の階にあるプライベートルームのインテリアなどもなかなか興味深かった。専用の映写機まで備えた映画室まであった。でもそんなオモテの顔と裏腹に、地下にベトナム戦争時の軍司令室や作戦室、空港まで続いているという秘密の地下通路はリアルだった。写真資料室には戦時中に惨殺された村の写真もあり、男女の遺体に混じって赤ちゃんの遺体もあって、この人たちはこの数分前まで普通に村で営みを続けていたのに、一瞬に皆殺しにされたんだと思うと涙が出そうになった。
この施設での見学時間は充分にとってあった。ここでひとつ、発見。よくベトナムの家具インテリアやクッションカバー、お土産品などでみかけていた丸いデザインの中華風のマーク。統一会堂のロビーの絨毯もこのマークのデザインになっていて、ガイドさんの説明によると「喜ぶという字を二つ重ねたデザイン(喜喜)」だそうです。中国だと四角いデザインになるのがベトナムだと丸くなるんだ、なるほど。

次に向かった先はホーチミン市最大の仏教寺院「ヴィンギエム寺(日本名:永厳寺)」。ここではガイドさんがお線香を1束買って、全員に1本ずつ分けてくれてお参りをしました。この寺の境内で1人の女性が鳥かごにぎっしり詰まった(!)ツバメを空に放していました。お寺で鳥を放すと幸せになれる(?)らしく、タイの古都チェンマイのお寺に行った時に、私もカゴのスズメを放したことがあります。それ用のスズメがお寺の中でちゃんと籠に入って売られていたのですが、それは1羽ずつで使い捨て、と言ったらおかしいけれど、空に放たれたらそのままでした。ところがこのベトナム寺院では使い回しをしているらしく、放しても超低空飛行で距離もほとんど飛びません。中にはそのまま地面にポトンと落ちる哀れなツバメも(さるぎゃらりー参照)。それをまた一緒にいた小学生くらいの女の子が拾って一列に並べてました。どうりで、先ほどの中国寺院の近くの建物でも端っこによく飛べないツバメがうずくまっていたわけがわかりました。

次はレストラン「Blue Ginger」にてランチタイム。
ツアー行程にうたわれているように、「生春巻き(ゴイ・クーン)」と「フォー(米から作ったベトナムのスープ麺)」中心のメニューです。他に野菜炒め、揚げ春巻きも出ました。ここでは夕べの飲みすぎのこともあるので333ビールは我慢。マンゴージュースを頼もうとしたら、無いと言うのでパパイヤジュースを。ホンモノのフルーツを絞ったフレッシュジュースでねっとりとネクターのような味わいでした。生春巻きもおいしかったのですが、揚げ春巻き(中華のものより小ぶりでコロンとしてます)を、香草と一緒に野菜に包んで食べたのがおいしかったです。日本でも食べたことがあるのですが、野菜に包んで・・・という食べ方は初めてでした。フォーも平打ち麺が普通だと思っていたのですが、細めのうどんのような丸い麺でした。香草を入れて、甜面醤とチリソースを混ぜたもの、ライムを搾っていただきます。上に乗ったビーフが赤い(レアだ)と気にしている人もいましたが、私はもちろん気にせずおいしくいただきました。

午後からはサイゴン大教会をバックに集合写真を撮り、その向いの中央郵便局へ。この郵便局は1891年の建造でフランス統治時代をしのばせる優美な佇まい。中に入るとドーム型の天井が圧巻です。ここで、友達にエアメールを送るための切手を買いました。8000ドン(約80円)。

●アオザイオーダー

そして、いよいよアオザイのオーダーへ。
お店は「Miss Aodai(ミスアオザイ)」。オプショナルツアー代は3500円。
その中にはアオザイの料金も含まれているそうですが、選べる布地の範囲が決まっています。別の棚から選ぶとその布地の価格(お仕立料含む)から60ドル差し引いた追加料金になるとのことでした。やはりいいものに目が惹かれて、結局40ドルの追加料金を払って100ドルの棚から布地をセレクト。奥のスペースで採寸。布を選ぶ時にマンツーマンでついていた店員さんに「下に履くズボンの色は?」「デザインは?」などの質問をされながら、別の女性にメジャーで体のあちこちを採寸される。採寸した数値が読み上げられ、注文表に記入していく。数字はベトナム語で読み上げているので周りの人に聞かれても安心。しかし、あとで冷静になってその注文表の数字を見ると、すべてヌードサイズより10センチ近く大きい。大丈夫なのか!?アオザイはその人にぴったりのジャストサイズだってきくけど、服を着た上からのアバウトなサイズだからこれでいいのだろうか?かなり不安なのだが、24時間仕上げのプロだからこのサイズからジャストサイズを割り出して作るのだろう・・・と無理矢理自分を納得させる。
この店で、サンダルと小さなバックも買う。サンダルとバックは紺のシルク素材でビーズ刺繍の付いたペア感覚のものを選んだ。前回のベトナム旅行で買ったバックとサンダルを持って来てはいたのだけど、やはりアオザイの色に合わせたものを買ってしまった。サンダルを2ドル負けてもらって14ドル、バックが8ドルで合わせて22ドルでした。

その後、国営デパートへ。本来ならベンタイン市場へ行くはずでしたが鳥インフルエンザ回避のため、国営デパートに変更になりました。私はベンタイン市場には行ったことがあるので、今回は欠席のベトナム経験のあるさるともから「オススメよ!」と言われていた、前回行けなかったことを残念に思っていたデパートに行けることになってラッキー!!が、着いてみるとそこは前回の旅行の時にワラワラと多くのベトナム人が集まっているので、何となくつられて入ったそのデパートでした。その時は土曜日の夜だったこともあり、現地の人で混雑していましたが、すぐに閉店時間になりあまりゆっくり見ることができませんでした。今回はまず、上の階のファッショングッズのフロアに入っているお店で他のさるともとパーティーバックを一軒一軒チェック。その後、下のフロアのスーパーマーケットで、インスタントのフォー(鶏だしとビーフと2種類)と坦々麺(スープ付乾麺)、ミネラルウォーターを購入。ちなみにこのスーパーに入店する為には受付ですべての手荷物をロッカーに預け、店内にはロッカーの鍵と財布しか持ち込めません。
16:00デパートの1階に集合、バスでホテルへ。本日の観光日程終了です。

●フリータイム〜オーダーメイド&お買い物&ディナー

ホテルの部屋に帰って少し休憩。
仲間のさるとも5人で夕食を食べに行く為、ホテルのロビーで待ち合わせ。
するとその中のさるとも2人が、「今、ホテルの向かいにある“Hana Hana”というお店でワンピースオーダーしてきちゃった!明日の夕方6時にはできるらしいよ、20ドルで安かった」と言う。
え〜、ホント!?見たい見たい!!とバイクの合間を縫い道を渡って、向かい側のブティックへ。ふたりとも2着ずつオーダーしたらしい。店内にはサンプルのワンピースが何点もかかっていて、その中から形を選んで布を選ぶシステム。どうしようかな〜20ドル・・・安いし、最近ワンピースとなると自分の体型に合うものを探すのが困難だし、記念だし作っちゃおうかなぁ〜。
サンプルの中のスタンドカラーになっているワンピースを試着。きつくて背中のファスナーが閉まらないが、自分に合わせて作ってもらえるわけだから構わずそのまま採寸してもらう。ワンピースの丈を自分の好みに変更してもらい、布を選ぶ。とーこさんは「アオザイを作らなかった時の為に」と自分でチャイナカラーのブラウスの写真を用意していたので、それを見せて細かいところをリクエスト。結局、4人がオーダーをしたことに。みんなちょっと興奮。
その後、ホテルの前でタクシーを待っていると、さっきのブティックのお姉さんが慌ててやってきた。なんでも先の2人がオーダーした布がもう品切れらしく、もう一度選びなおしてくれと言って布切れの見本を手にしている。1人はサンプルが気に入っていたのでそのまま現品を購入することになり割引価格の18ドルに。その他は、かわりの布がシルクに格上げになるけど、値段はそのままでOKと言うことだった。かなり得している2人。

さて、夕食を食べにホーチミン市内で一番の繁華街ドンコイ通り繰り出しました。
ベトナム料理は中国・フランス両方の美食文化の影響を受けて世界でもかなりグレードの高いお料理として評判です。都内で老舗のベトナム料理店に何ヶ所か行ったことがあるのですが、狭い雑居ビルの一角で「食堂」といった雰囲気のところが多く、それはそれで味わい深いのですが、そんな雰囲気でも値段はかなり張るのです。本場ホーチミンには味だけでなく、雰囲気も洗練されたレストランがたくさんあるようです。せっかくなので、そんなお店でお食事したい!と思って下調べをしておきました。「キンバック/クール」という斬新なインテリアの中で伝統的なベトナム料理を食べさせてくれるというお店が目に留まりました。1人6ドルからセットになったコースメニューが頼めるらしいところがちょっとカジュアルで気に入りました。他のさるともも賛成してくれたので、その店を目指すことに。途中、明日の行程にある「ドンコイ通りショッピング」の下見も兼ねて、お店も何軒か見て歩きました。まず私が半年前の旅行で行った「Capucine」と言うブティックへ。ここはベトナム人デザイナーによるメチャかわいく個性的なデザインの洋服がたくさんあるのですが、前回はサイズが合わなくて泣く泣く断念したのです。ところが、前回諦めたブラウスにジャストサイズのものが出てるじゃないですかぁo(*^▽^*)o~♪薔薇の模様の入った白いオーガンジーのアオザイ風ブラウスです(写真)。嬉しい!即買いです(37ドル)。別のさるともさんにも「この店の服かわいいでしょ。このワンピースなんて裾のデザインがすごくかわいいよ。」と勧めると「ほんとだ!着てみよう」と試着。彼女にキレイにジャストフィットですごくかわいい。即購入。

途中ドンコイ通りのランドマーク、市民劇場の前がすごい人だかり。野外ステージができていて、車は通行止め。ステージでは民族舞踊のような踊りをやっていた。旧正月のお祭りなのか、どこかの企業がPRも兼ねてイベントをやっているらしい。そんなお祭りを見れてラッキーと思ったが、人だかりでステージに近づくことができず、よく見えない。これが広島のフラワーフェスティバルだったら私達あの人ごみの最前列に朝から陣取っているのにね(笑)
ステージ観賞はあきらめて、人ごみを迂回してレストランに向かう途中にビーズアクセサリーを売っている店発見。それも私が旅行に行く直前に購入したネットショップにあったようなデザインとグレード。ネットショップでも市価の半額くらいだったのに更にその3分の1〜2分の1。明日もあるのでとりあえず2ドル(約260円)の指輪を一つ購入。

目的のレストラン「キンバック/クール」へ。
2階の席へ案内される階段の下に小さな池があったり、なかなか素敵。
メニューを見せられたけど、噂のセットメニューではなく普通のメニュー。
どうやらお得なコースなのでこちらから要求しないと見せたくないようで、言って初めて引き出しの中に隠していたのを見せてくれた。(隠していたのだろうか?)ガイドブックには、1人6ドル、10ドル、15ドルとあったが、その間の8ドルというのもあった(オーダーはすべて2名分より)。さらに同じ6ドルでもセット@ABと3種類ある。6ドルと8ドルで迷った末、6ドルコース+お好みのアラカルトを選ぶことにした。6ドルのコースにも「生春巻き」「豚肉のココナッツミルク炒め」「野菜炒め」「イカの生姜蒸し」「雷魚のスープ」「ご飯」「フルーツ」「コーヒーorお茶」などなど充実でしたが、どうしても食べたかった「バイン セオ(ベトナム風お好み焼き)」「バン・フラン(ベトナムプリン)」、とーこさんの好物の海老料理から「海老のタマリンド炒め」、を追加。「ベトナム風お好み焼き」は日本のベトナム料理店ではよく食べるのですが、本場はこれまた香草と一緒にレタスに包んで食べるそうで、とてもおいしかったです。初めて食べるさるともも「ビールが進む味だ!」と気に入ってくれました。ちなみに広島城秋祭りでもボランティアによる屋台が出ているので、私は行く度に食べてます。「ベトナムプリン」は普通にカスタードプリンですが、家庭で作る時に火が強すぎて“す”が立ったようになっているのがベトナム風です。素朴な味わいが懐かしいです。
ここでは333ビールもたくさん頼んで一人22ドルくらいでした。
このお店の化粧室の入口に、なんと山本寛斎さんのサインが飾ってありました。和紙に筆で書かれ、立派な額に入ってインテリアの一部になっています。寛斎プロデュースのトイレなんでしょうか?

帰り道、ドンコイ道りでタクシーを捕まえて値段を聞くと、ホテルまで4ドルと言う。ベトナムの国営タクシーは初乗り12000ドン(約120円)。あとはメーター式で、ここに来る時は21000ドンだった。「冗談じゃぁないよ」、やはりホテルのドアマンに呼んでもらうタクシーが安心ということで、レストランの近くに前回宿泊した「プリンス・ア・ダクストンホテル」があるのでそこからタクシーに乗り、無事ホテルに到着。各自部屋に帰ってこの日はおとなしく就寝。お疲れ様でした。

※コチラに登場した料理名にご興味のある方は料理図鑑をご参照ください。

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++ ベトナム3日目お買い物三昧 ++
     
    
●ツアーで雑貨店巡り
ベトナム3日目の朝!今朝もニワトリが元気です。
夕べは飲みすぎることもなく早めに就寝したので、今朝は少し早めに朝食へ行ってゆったりブレックファストを楽しもう♪
ホテル内はいつの間にか旧正月の飾り付けからバレンタイン風のコーディネートに変わっていて、朝食バイキングのパンが私の好きな雑穀系のハードタイプから、ふんわりかわいいハート型に変わっていた。なので、今朝はベトナムの「フォー」やマレーシアの典型的な朝食である「ナシ・レマック」を中心にエスニックな朝ごはんをいただく。ゆっくり、紅茶も2杯飲んだ。

ロビーに9時集合、バスで出発。本日のツアーメニューは「ベトナム雑貨店巡り&ベトナムカフェでティータイム」がお昼まで。その後フリータイムで夜にビアホールで2次会があります。
ツアーで最初に連れて行かれたのは、ツアーで必ず立ち寄るような大手の土産物店でした。ナンダヨ、雑貨店めぐりじゃないじゃん。ムカ・・・(-_-メ)
こういうお店はたいてい店員さんがマンツーマン方式で着いてきます。適当に店内を見回し、昨日街で買ったビーズの指輪が約3倍の値で売られているのを確認した後、「まあいいか、ダンナのTシャツを買っておこう」とTシャツコーナーへ。こういう店のTシャツは街中で売られているより、はるかに高いけど質がいいのは確か。高いと言っても1枚5ドル程度なので、人へのお土産は早いところ片付けてしまおう。Tシャツを見ていると、店員さんが「オネエサンはMサイズよ〜」と言うので「ダンナさんのよ」と言うと、「オネエサンのダンナさん身長いくつ?」「身長は170センチくらいだけど、体重は○○キロよ(かろうじて2桁なのでまだDEBUYAの仲間入りは出来ませんが(^^ゞ)」と答えると、ソレを聞いて店員の女の子「ヒェ〜〜〜〜」とのけぞって倒れそうになった。いや、マジでヾ(;´▽`A`` そしてベトナム語で仲間の店員に早速報告して驚いている。そりゃ、あなたのような身長150センチ未満・体重40キロ未満のような小柄でスレンダーなベトナム美女から比べたら、怪物かジャパニーズスモウレスラーのように思えるかもしれないけど、そこまで驚かなくても。結局、彼女の勧める「XXL」のサイズを購入。ホーチミン氏の顔のイラストのTシャツで、4ドルにまけてもらった。
この店には滞在時間を30分もうけてあります。まあこういう店のいいところは、店の奥でサービスのお茶や冷たいドリンクが飲めること。あと安心の、トイレが済ませられること。みんな買い物はあまりせずそれで時間つぶし。

そして次に行ったお店が、「em em」という、テーブルウェアやインテリア、2Fには衣料品も少しおいてあるようなハイセンスなブティック。ココよ、ココ、どうして最初からこういうところに連れて来てくれないのよ、しかも滞在時間が15分ってどういうこと!?結局、ゆっくり見ることができずに、それでも1個2ドルのガラス製箸置きを4個購入。繊細な1枚の葉っぱの形をしたガラス製で、色の違う2色ずつで4枚を並べてセンスよくディスプレイしてあった。そうすると箸置きだけでなく、インテリアとしても使えそう。

これからこういったお店を何軒か見て回るのかしら?。('-'。)(。'-')。ワクワク、と思ったら次は何の予告もなしに、カフェに突入!自分で選べるんだったらもっとハイセンスなカフェにするんだけど、そこは団体旅行なのでやむを得ません。ドリンク&ケーキのセットがツアーフィーに含まれていると言うことで、ドリンクはもちろんベトナム風のコーヒーを。で、ケーキはチーズケーキをチョイス。
ここでもいろいろ問題発生。案内されたテーブルが食べかすだらけだったので、ウエイトレスさんに拭いてもらったけど、やる気なさそうに撫でるだけなので全然きれいにならない。しょうがないので彼女から布きんを借りて自分でお掃除。そして店側もこんなに同時にたくさんの客からオーダーを受けることがないらしく、ベトナムコーヒーが来ても、底に沈んだコンディンスミルクを混ぜる為のスプーンがなかったり、ケーキが来てもフォークを持ってこなかったり。私たち4人席は全員同じチーズケーキを頼んだけれど、数が足りなくなったらしく、2つは勝手に「オススメ」のパイナップルケーキを持ってきた。パイナップルケーキはキメが粗いスポンジケーキにママレードのようなジャムを塗りたくったものだった。そんなこんなですべてが揃ってコーヒーを飲む時にはすっかり冷めていた。

カフェを出て、ドンコイ通りのランドマークでもある市民劇場前のホテル前に連れて行かれる。ここでおよそ1時間後の12時半再集合、それまで自由行動。ドンコイ通り周辺のお店を自由に覗いてみる。

まず昨日ビーズの指輪を買ったお店に再び。品質やデザインは昨日確認済み。他でもリサーチしたところ、確実に安い。それにビーズアクセサリーはありそうで扱っている店は意外と少ない。だって指輪ひとつ1ドルから高くても5ドルだし。日本でのネットショップで、予算の都合で買えなかったデザインも含めて、指輪2個(ひとつは昨日選んだアオザイに合わせて青のビーズ)とネックレス1本買う。それでも2千円ちょっと。
何軒かぶらぶら回ってあと15分で集合時間、という時にふらっと入ったお店で気になるスカートが。試しにワンサイズを試着してみるとちょうどいい。22ドル。ちょっと悩む。タフタシルクなので光沢がある。ちょっとしたパーティー用に派手な色のを買うのもいいし、普段使いができる紺色やグレー(シルバー)を選ぶのもいいし。両方のシーンで役立ちそうなシルバーにしようとして、お店の人が在庫を捜しに行ってくれた。在庫は店から離れたところにあるらしく、時間がかかる。結局シルバーの在庫はなかったらしく、違う色でオススメを持ってきた。確かにピンク色でかわいくて気に入ったけど、デザインが違うので同サイズでもキツイ。するとすぐにココで手直しする、と言っている。相手も必死だ。

旅の鉄則で「旅行中の買い物は一期一会。気に入ったものに出会ったらその場で買うべき」というのがある。今後、他の店で同じものがもっと安く売られてるかも知れない・・・というのも確かだ。でも限られた時間の中、ひとつの品物を買うことをずっと引きずって行動するのも大変。もしかしたら2度と出会えずに、日本に帰ってからも後悔が続くことになるかも。もちろん、慌てて買って損した、と言う場合もあるだろう。だからその品物と出会った時の自分の中のインスピレーションに頼るしかないのだれど。
ビーズの指輪を買った店では「買いすぎかな?」とも思ったけど、買わずに日本に帰ったら絶対後悔する気がして、思い切って欲しかったデザイン計3個も買った(それでも合わせて9ドル)。でも、ここでは時間もないし(あと残り3分)、追い立てられるようにように勢いで選んで買ってしまうのは危険、と判断。お店の人には「ツアーグループの集合時間が迫っている為、一度出て10分後に必ず戻るから・・・」とつたない英語と身振りで説得。一度頭を冷やす意味でも退散。

集合場所に行くと、ホテルに戻る人はバスに乗り、このまま残る人はここで解散ということに。私たちは当初、このまま残る予定だったが他の仲間が買い物で増えた荷物が重いからいったんホテルに戻ると言うので一緒に行動することにする。かくして店から離れてしまったけど、こういう縁だったのかな?と思って諦める。でも、バスの中でもずっと考えていた。

ホテルに荷物を置いて少し休憩。ホテルのロビーにあるパティセリーにバレンタイン用のハート型のケーキやチョコレートが並んでた。ここは結構高級なホテルだしフランスの影響を受けているからベトナムの洋菓子はなかなかのレベルなのでは・・・と思い、ダンナ用のお土産にバレンタインのチョコを買うことを思いつく。象眼細工が施され、ホテル名も入ったハート型の木箱の小物入れにトリュフなど3種類のアソートチョコがそれぞれ2個ずつ入った詰め合わせを選ぶ。ダンナのお土産と言っても、チョコはそれぞれ半分ずつ、木箱は私の小物入れにするつもりである。11ドル。


●フリータイム〜ドンコイ通りショッピング

再び、さるとも仲間5人でホテル前からタクシーで先ほどのドンコイ通りへ。
5人なので、今までホテルから乗るタクシーはワンボックスタイプだったけど、今回は普通のセダン。後ろに4人は、ちとキツイが、なんたってバイクに父さん・母さん・子供が2人とまたがっている国なので、ドアが閉まれば何でもあり。ドンコイ通りに着くと、結局先ほどのスカートの店に戻る。さっきの店員さんが喜んで飛んできた。10分後、と言ったのが2時間後くらいになったけど、わたし約束守ったわよ。店を離れてイロイロ考えた末、さっきサイズ合わせの為にずっと穿いていた、とーこさんオススメのド派手紫色のスカートがなんだか自分に馴染んできた気がする。結局、会社には穿いていけそうにない色だけど、もともとシルク地なので、ちょっとしたパーティーの為に(そんな機会あるのか!?)コレに決め!店員さんには、これまたつたない英語で「私は、シルバーの色がとても気に入ったのにあなたの店にはサイズがない(ここはいかにも悲しそうに)、仕方がないのでこの色にするからディスカウントして〜」といつもの手を使って値切ってみる。最初はダメだと言われたけどOKが出て、22ドルを20ドルに値切ることに成功!

それからテーブルウェアが豊富な雑貨店「kito」へ。先の自由行動の時にすでに買い物をして来たさるともオススメのお店です。購買意欲、モリモリ!!
ベトナムの代表的な焼き物、「バッチャン焼き」をはじめ数々の食器類が。食器類は市場でも豊富に売られていて、とても安いのですが、今回は鳥インフルエンザ回避のため行けません。でもさすがに市場で売られているものに比べ、コギレイだし、センスがいい。明日の予定は、出発時間(夜9時)まで、1日エステとディナーパーティーで終日ホテル内で過ごす予定。お買い物はすべて今日中に、再両替できないベトナムドンと、再両替するほどでもないドルの残金を使い果たすつもりで、買います!
ココで買ったものは、(蓮茶を飲むための)急須(8$)と湯呑み(3$)をダンナの分とお揃いで2個。お醤油用の小皿(1.5$)2枚、汁物用のボウルをダンナ用のデザインと自分用のデザインで1個(4$)ずつ。・・・って全部2人分、新婚さんみたい(。-_-。)ポッ  アホか、と自分に突っ込みを入れつつ、シルク刺繍バックのコーナーへ。前回緑色のを1つ買って、今回は小さい青いのを1つ買ったけど、赤いのも欲しい〜、エイッ買ってしまえっ(8ドル=千円くらいだもん)。充実のお買い物、済。食器類は市場で買うと新聞紙でくるんでくれるだけですが、このお店ではひとつひとつ丁寧にエアパッキンでくるんでくれた後、かわいいカゴに入れてくれました。

3時近くなってます、今日は昼食がまだ。(午前中にカフェで、でっかくて甘いケーキを食べたのでお昼にはおなかすいてなかった)
今日は街の食堂で「Pho(フォー)」を食べよう!とみんなの意見が一致。店を探すのが私の課題だったので、先ほどからのお買い物中に見つけた「Pho」と看板のかかった店に行ってみる。フォーはある意味国民食なので、街角の至る所で食べられる。バスの中からも庶民の皆様が食べている様子が見れるけど、道端にプラスチック製の椅子を並べている程度の簡素なお店が多い。旅行者が食べるにはちょっと勇気の要る雰囲気。ココのフォー専門店は、「pho24」という店。ちゃんとドアがあり、天井には大きなファンが回っていてなかなか清潔でしゃれている。英語と日本語表記のあるメニューもあった。メニューによると、基本はビーフ出汁で、トッピングがビーフスライスをはじめ、牛の内臓系の様々な部位があってすべて24000ドン(約240円)。それで「Pho24」なのかな?庶民のお店の多分2倍の値段だろうけど日本のラーメンに比べれば、はるかに安い。そのメニューの英語表記で、ビーフスライスがすべて「ミディアムレア」であることに気づく。昨日ツアー中に食べたレストランで、みんな肉がほんのり赤いことを気にしていたけど、どうやらそういうものらしい。ここでは、牛スライスの他に内臓系すべてのトッピングが入ったものを選ぶ。。。。激ウマっ!
フォーとは、鶏もしくはビーフ出汁の澄んだスープに米の麺を入れたもの。ハノイの方ではこのまま澄んだスープで食べるそうですが、ホーチミンではそこにチリソースと甘面醤を混ぜて入れ(この時点で、スープ濁ります)、上に茹でたモヤシや生の唐辛子・香草・野菜類を千切って入れ、ライムを搾っていただきます。このトッピングセットがスープの入ったどんぶりと別に出てくるんですが、日本人の常識(せいぜい薬味のネギのイメージ)からすると、とてつもない量です。全部はちょっと入れ切れません。でも庶民的なお店ではこの香草や野菜類が洗面器一杯分くらい出てくるようです。バスの中から見ていると、生の葉っぱだけをどんぶりに入れて食べているように見えます。いつかは全部入れて食べれるようになりたいです。

はい、おなかもいっぱい。その後、昨日の国営デパートのスーパーへ行き(途中に“日本人が店主の店”と看板を掲げた店に寄り)、お土産用のチョコレートなどを買い足してショッピング終了。
さて、ホテルまではタクシーで。路上で流しのタクシーを捕まえてみたが、ホテルまでの料金を訊いてみると、メーター式だから走ってみないとわからないと言うがどうも胡散臭い。とーこさんが、メーターはついていても、国営タクシーのものと違う、と鋭く気づく。国営タクシーのメーターはデジタル表示が緑色の電光なのに対して、こちらは赤色。別のタクシーも同様だったので、一か八かとりあえずセダンに5人ぎゅうぎゅうに乗ってみたものの、運転手が振り向いて2$だと言ってきた。そのとたん、後ろの席にぎゅうぎゅうに座ったさるとも4人、声をそろえて「NO!!」降りよう降りよう、とドアを開け(手動だから自分で開けられる)ゾロゾロと降りてしまった。運転手、あっけに取られている。私たちはNOと言える日本人です。ホテルまでは国営タクシーで21000ドン(約210円)。なので2ドルは確かにそれほど高いわけではない。ただ、運転手が初乗りが2ドルと言っているのなら、その後あの胡散臭いメーターでどうなるか怪しいものである。とにかく何より、料金をドルで提示されたこと自体が気に入らないのであった。警戒心と言うより、敵対心である。意地でもでたらめタクシーには1$たりとも払うもんか、なのである。結局、流しのタクシーはどれも安心できないので、再び「プリンス・ア・ダクストン」まで行きタクシーを呼んでもらう。懐かしい、白のボディーに緑の社名、メーターのデジタル表示は緑色の国営タクシー(ゆとりのワンボックス)がちゃんと来た。

ホテルに戻り、約束の6時に昨日みんなでワンピースをオーダーメイドした向かい側の「Hana Hana」へ。私のワンピースと、とーこさんのアオザイ風ブラウスは出来上がったけど、他の2人のワンピースは、スパンコール刺繍の真っ最中。7時には完成させると言うことでした。そして、夜7時半にロビーに集合。とーこさんは、出来上がったばかりのアオザイ風ブラウスを着て、私は昨日Capucineで買ったアオザイ風のオーガンジーブラウスに、意外にも今日迷いに迷って買ったド紫のシルクのスカートがぴったり合ったので、さらにkitoで買ったバッグを持って出かけることにする。仲間のさるともも同じくCapucineで買ったワンピースとHana Hanaで買ったワンピース着用。外国の旅行先で買った服って、一応普段使いOKのデザインを選んだつもりでも、いざ日本で着るにはちょっぴり勇気がいる。ここで女同士ワイワイ洋服を選んで、今度はその服を夜の食事会で着たりするのってすごく楽しくて、テンション上がる。後々まで楽しい思い出として残ります。興奮冷めやらぬ私たちは、 ビアホールから帰って、今度はホテルのCafe California でナチュラルチーズと白ワインで乾杯。深夜12時閉店後はロビーラウンジで1時までカクテルで乾杯。ベトナム最後の夜を満喫したのでした。

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++ ベトナム4日目エステ三昧 ++



    ●憧れ屋台ごはん〜バイン・ミー・ティット  
ベトナム遂に最終日。
本日のツアースケジュールは、昼12時チェックアウト・夜6時よりディナーパーティー・夜9時ホテル出発空港へ。
それ以外は完全フリータイムです。

出発前にツアー日程表を見たダンナから「チェックアウトが12時です。これじゃシャワーも浴びれないじゃないですか」とバカにされていた。ダンナは半年前のベトナム旅行の際、気を利かせて夜6時までお部屋を使えるレイトチェックアウトにしてくれていたのです(もちろんタダで)
まあ、そこまで贅沢を言うつもりはありませんが、確かにアオザイ着用のお楽しみパーティーに参加するのに、着替えをするお部屋や顔を洗ってメイクする場所がないのは非常に不便。ガイドブックによると、このエクアトリアルホテルには、ホーチミンでも有数の設備を誇るエステサロンが併設されているらしい。お値段を調べると、人気の《1日スパ=フェイシャル・ボディーマッサージ・ネイルケアの約3時間》で50$。パーティーまでのお時間を潰すのにぴったりなんじゃないかしら。しかもその間に美しく(なった気分に)なれるんですもの、なんて素敵!さっそく、往きの飛行機の中で、仲間のさるともに提案すると、みんな賛成してくれて初日にホテルにチェックインすると同時にエステサロンの予約も入れていたのです。(全員がパーティーまでに仕上がらなかったら大変なことになるので、その辺をしっかり)

そんなわけで、私たちは昼12時チェックアウト後は12時半から4時までエステサロンで過ごすことに。チェックアウトまでの午前中は、昼を兼ねた朝食を摂り、さあゆっくり荷物整理を・・・と思っていたら、さっそく仲間のさるともから部屋に電話。「今日のお昼はどうするの〜?」う〜ん活動的だ!今からチェックアウトの12時までに、昼食まで済ますとなると、わっ!ゆっくりしてられないゾ、イソガネバ・・・

11時15分にロビーに集合。ホテルの外に“なんか”食べに行くことにする。
実は、最終日にして初めてホテルの周辺を歩く。今まで向かい側のHana Hanaにワンピースのオーダーに行っただけ。活動的なさるとも仲間がすでに下見をしていてどちらの方面に行けば食べ物がありそうか調べておいてくれた。
もともとホテルは、街の中心部から離れた地域にあり、周辺はそれなりに賑やかだけど観光客用の店や施設はいっさいない。一般の人が気軽に立ち寄る食堂(・・・と言ってもほぼ屋台街に近い)はいくつかありそうなので、「フォー」なら確実に食べられるだろうと探してみる。ちょっと行ったところに2階建てでテラスがある中型のレストランがあったので、ここなら雰囲気的に観光客でもOKかな?と思いのぞいてみる。旧正月だけあって店の入口には子豚の丸焼きがお供えしてあった。入口でみんな口々に店の人に「フォー、フォー!」と言ってみるがまったく通じない。そもそもベトナム人が発音する「Pho」と日本人のカタカナ発音「フォー」は別物らしい。CMの坂口憲治もまったく通じていないのである。CMの再生は※コチラで見れます。
仕方がないのでメニュー見せてもらう。中級以上の中華飯店のメニュー構成だった。入口に置かれた水槽にお魚がいたりして、どうやら中国系ベトナム人の経営する海鮮料理のレストランらしい。
時間もないので申し訳ないけどここはパス。もう少し先の小さな食堂が何軒か並ぶ通りへ。食堂と言っても、入口にドアがあるわけではなく店先にもプラスチック製の椅子とテーブルがいくつか出ていて、その脇にあるおでんの屋台のようなところで鍋に得体の知れない食べ物が煮えています。さるともが中に入ればフォーくらいはあるんじゃない?ということで薄暗い店の中に入ってみる。なんの飾りもなく、外と同じようにプラスチック製の椅子とテーブルがあるだけ。「メニューとかないのかな?」と言うけど、たぶんメニューなんてないと思う。あの店の外で煮込んでいたおかずらしきものから好みのものを自分で選んでごはんの上にぶっかける方式だと思う。見た目も匂いもかなり勇気が要る食べ物です。私はかなりのチャレンジャーなのでOKですが、同行のさるともは・・・。大丈夫?ときいてみたところ、すでに店内の匂いからして無理だそう。夜はパーティーだし無理しないほうがいいよ、ということでまた店を出る。ちなみに言い訳すると食文化を全否定してるわけではないんです。たとえば、日本でもお蕎麦屋さんや天ぷら屋さんや回転寿司などは日本に3泊くらいの観光旅行で立ち寄った外国人でも口に合うと思うのですが、日本人が普通に食べる典型的な朝定食、海苔・納豆・生玉子をいきなり食べるのは難しいと思います。たぶん、それと一緒。

時間もなくなってきたし、サンドイッチでも買ってホテルで食べようか・・・と思ったところ、ついに出会えました!噂の「バイン・ミー・ティット(バゲットサンド)」の屋台。一度食べてみたかった、コレコレ♪フランスパンのバゲットに、レバーペーストを塗りキュウリやレタスなどの野菜や漬物、薄切りのハム数種類、そしてそれらの具になんとニョクマムをかけるのです。屋台の上のガラスケース(よくパーキングエリアでたこ焼きやフランクフルトが並べられている位の大きさ)の中に、フランスパン(細長いバゲットとコッペパンくらいのバゲットの2種類)、ハンバーガーのバンズ、の3種類のパン、そして野菜やハムという具材が並べられてました。パンの値段はどれも4000ドン(約40円)、「私、コレにするっ♪」とコッペパン大のバゲットを選び、オネエサンにバイン・ミー・ティットを作ってもらった。それを見ていた他のさるともも、「私も同じのにする」とみんなで買った。隣のカフェ(と言ってももちろん屋台で、オッサンがたくさんたむろしている)で冷たいコーラを飲みながら食べようとして、「よく冷えたドリンク」と注文しようとしても、所詮冷蔵庫で冷えたコーラなどいっさい置いてないようで、プラスチックのコップに氷を入れ、炎天下の下に見本のように飾ってあるコーラを注ごうとする。冷たい飲み物は飲みたくても、氷は危険すぎるので諦める。私は、もともとコーラが苦手なので、ここでオッサンに混じってベトナム式のコーヒーを飲んでみたいと思ったのだが、他のさるともはただでさえ暑いのに熱い飲み物はカンベンと言うので諦める。私は暑いアジアでも熱いお茶が大好きなのである。

ホテルに戻る途中、とんでもない店があった。車の中古部品が売っている。ヘッドランプのプラスチックカバー(ブレーキランプの赤とウインカーの黄色い、あれね)がたくさんある。確かに、ぶつけたりして割れることってあるけど、車種が違えば合わないと思うけど・・・さらに驚くことに、タクシーの屋根についてるタクシー会社の名前の入った看板までたくさん売ってる!!あれを買えば、うちの車も今日からタクシー!?このぶんだとメーターも売ってそうな勢い。怪しすぎるゾ。

部屋に戻ってチェックアウトタイムまであと20分弱。荷物をチェックしながら窓際の椅子でバイン・ミー・ティットを食べる。う〜ん様々な具とニョクマムが見事にマッチしておいしいっ(*'‐'*) ♪これは、一見どこにでもありそうに見えてベトナムで味わうからこそマッチするベトナムならではの味わいかもね。詳しくは料理図鑑の《パン》の項目に写真付で出ています。

●「Equinox」でエステ

チェックアウト後、予約していた12時半に3階にある「Equinox」へ。
ここはフィットネスとマッサージルーム、エステサロンがある。受付を済ませてガウンとタオル、鍵を受け取りロッカールームへ。ロッカールームでは下着を外すよう指示されたのでジェスチャーで「パンツも脱ぐの?」とやったところ「NO!!」と止められた(^-^;A
私ともう1人のさるとも「ミセスチーム」は、まずフェイシャルの部屋に案内される。一度受付を通ってサロンの外へ出てパブリックのエレベーターに乗り4階へ。4階の普通の客室がカーテンなどで仕切られてマッサージ室として使用されていた。でも、素肌にガウン(人間ドックみたいなやつ)一枚でゴムサンダルはいて一般のエレベーターに乗るってかなりの勇気。

目を閉じていたのでよくわからないけど、顔をマッサージされて、コップみたいなもので吸引されている感じ。フェイシャルマッサージの後は顔に温かいランプをずっと当てられていた。目の上にはアイクールパックみたいなのをされたまま、両手両足の方はネイルケアが始っている。私は、爪の甘皮を剥かれるのが苦手。いじられるとつい、しかめっ面になってしまう。ダメダメ、目にパックをされたままシカメッツラしてたら、眉間に縦皺が寄った状態の出来上がりになっちゃうわ!!我慢我慢。

1時間少々後、どうやら出来上がりらしい。起き上がるように言われて、また部屋の外に連れ出される。ち、ちょっとお互いヤバイって。いくらフェイシャルエステ直後とはいえ、オイルマッサージをしたので顔じゅう変にテカリが、髪は上に向って逆立てられて、ネエさん眉毛が落ちてますよ。人間ドックみたいなガウンだし、この姿は素顔よりも恐いものが・・・
そしてそのままエレベーターに乗せられ、3階へ。「ちょっとカンベンしてよ〜。普通のお客さんが乗ってきたらどうするの〜(泣)」
3階の受付にあるサロンスペースでそのまま少し待たされる。ジムでは何人かの宿泊客(おもに西洋人)がフィットネスマシーンを使っていた。あれ?あのランニングマシーンでおかしな走りをしているうしろ姿には見覚えがある・・・・・って言うかちょっと上向きのあの走り方は・・・げ、有吉さんだ!間違いない、隣に一緒に走っているのは添乗員の稲木さん。稲木さんが気づいてちらっとコッチ見た。「信じられない、こんな姿で歩かされて!もうっ」とまだダメージから抜け出せていない一緒にいるさるともに、「ね、ねえ、振り返ってみてよ。あれ、有吉さんだよね」。「ギャーッ!!そうよ。やだぁ」。早くココから去りたい!こんな姿見られたくないぞ。
ボディーマッサージ担当のオネエサンが登場して、再び4階の別の部屋に案内された。そして二人並んで全身マッサージ。あまりハードなマッサージではなく気持ちよかった。1時間後マッサージ終了。またエレベーターで3階へ降りる。「もう有吉さんいないよね〜」「さすがに1時間も走ってるわけないよね〜」と安心しきって入口のドアを開けると、ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー
受付前のサロンスペースに、今度は何と、有吉さん・森脇さん・稲木さんの3人が座ってお茶飲んでる!しかも私たちと同じ入院患者姿で。
「助けて〜!」と、私とさるともは、ガウンの袖で顔を隠し、彼らに背中を向けてカニ歩き。その姿を見て森脇さんはおもしろそうに笑ってる。その場を通り抜けようとしたのに、「こちらに座って」とオネエサンに彼らの隣のテーブルに案内されて、同じようにお茶とフルーツを出されてしまった。ノーメイクに髪ぼさぼさ、下着もつけない入院患者姿で、隣同士でお茶飲んでも嬉しくないって(;´д` ) トホホ

彼らの方が、先にマッサージルームに案内されて席を立っていったのでやっと一安心。仲間のミスチームも戻ってきて彼女達はヘアサロンへ。私たちはジャグジーバスへ。その後、ヘアサロンでシャンプーをしてもらった。これはコース外で追加料金5$。恐るべし、ベトナム式シャンプー!!洗面台ではなく鏡の前に座ったままの状態で肩にタオルを1枚架けられただけで、髪も濡らさずそのまま頭にシャンプー液をジョ〜〜〜〜っと。そして左右5本の指をクマデのように立てて、頭をぐぐ〜っと引っ掻くようにマッサージ。"/(;-_-) イテテ・・・。そのうち頭がなめらかな泡でいっぱいになった。そうすると今度は、プチプチと顔に小さい泡が飛んでくる。マッサージが済んで洗面台へ。まだ充分に温度が上がり切っていないけどかまわず流す、冷めてッ!耳にも水入ってくるし・・・。そして元の鏡の前に戻り、ヘアブロー。ベトナムモードなヘアスタイルにセットされたらどうしようかと思ったが、ナチュラルだったのでちょっと安心。かなり乱暴なシャンプーテクニックだったが、髪がサラサラになった。そしてそのサラサラがいつまでも続くのだ。さすがベトナム!なんてアジエンス!!世界がうらやむ髪へ!!!

そして待望のオーダーメイドのアオザイが届き、さっそく試着。・・・・・やっぱりだ。あの採寸はいくら太っちょの私でも大き過ぎると思ったよ、ブカブカである。まあ、お腹周りはゆとりがあって逆によかったと思うけど、肩や胸はもう少しフィットしたものが欲しかった。おまけに白パンタロン、何じゃこりゃ。パンタロンは既製品らしいけど、「このサイズの女にはビッグサイズだろ」と言わんばかりにデカイのがセットされてきた。腰骨までずり落ちちゃって押えてないと歩けない、裾はバカ殿みたいに後ろになびかせるほど長い。どうしよ〜、時間もないしとりあず何とかウエストを詰めようか。ロッカールームから出て行くと、受付のオネエサン2人も「w(°o°)w おおっ!!」と驚いてる、ベトナム人もびっくり!なのである。そして私を呼んでくれてウエストを手繰り寄せて安全ピンで留めてくれた。おかげでなんとかズリ落ちなくなったので、バストのすぐ下あたりまで引き上げてものすご〜いハイウエスト状態で履いて、やっと爪先が見えた。肝心のアオザイのほうは、胸や肩に余計なゆとりがあるものの、色や柄は気に入った。選んだ時は慌てていたので、花柄は刺繍だと思っていたのだけれど、手書きのペイントだった(上の写真です)。青のシルクオーガンジーの透ける布地で、身ごろの部分に薄いグレーの下地が合わせてある。透ける青に薄いグレーが重なって微妙なブルーグレーの色を出しているところが気に入っている。肩から袖の部分は青のオーガンジー1枚布なので素肌が透けるのがちょっとセクシー(着る人によって)。

女性スタッフの方もパンツのサイズが合わなかったそうで、パーティーの途中でお店の人が直しに来るので、その時に言ってみたらとの事でした。お店の人は来たのですが、その場で直すのではなく今から一度店に持って帰るらしい。で、お店からお遣いで来たその女の子は「ソレダイジョウブデス、ワタシノモナガイ・・」と言うので、そのコ(推定身長138センチ)の足元を見ると確かにバカ殿だった。パーティーの真っ最中だし、出発まで2時間もないし、ドタバタするのも嫌なので諦めることにする。すると女性スタッフの方が、仮に履いていた白いパンタロン(ウエストゴム)を譲ってくれた。その方はピンクのパンタロンをオーダーされていたので、直している間に代りに履いているようにお店から借りているものだった。押えなくてもウエストでちゃんと止まるし、長さもOKだったので、交換してもらった。

パーティー終了後、名残惜しいけどアオザイを脱いで、ホテルのロビーでスーツケース全開で大急ぎで荷物整理。あまりに慌ててスーツケースの鍵を失くしたらしい。フロントに届いているか確認したけど、届いていない。もしかしたらスーツケースの中に入ってしまった気もするけどもはや開けて確かめる時間もないので鍵をかけずにそのままバスで空港へ。

... 2004 / 01 / 31 (SAT) hare.gif



++ 帰国、そして総括 ++



    ●空港へ 
夜9時半、バスがタンソンニャット空港に着きました〜。うわっ!空港前にもの凄い人だかりだ!!小さい子供もいる。たぶん旧正月も終わって、国内や海外に出稼ぎに行く家族のお見送り、もしくはお出迎えかと思う。すごい熱気。でも、そればかりではない。空港内は日本へ帰国するツアー客でごった返していた・・・・というか日本人団体客は出発の2時間前というスケジュールどおりの時間で動いているのに、チェックインカウンターなどの手続きがいっこうにオープンしないのであった。それにしても夜中近くだと言うのに凄い人と熱気。半年前のSARS騒動終結直後の空港はガラアキでお店も閉まっていたのにね。

チェックインカウンターの前で機内に預けるスーツケースと一緒にかなり長い時間待たされて、やっとチェックイン。待ち時間はあったけど、人ごみと狭いスペースだったのでスーツケースを開けることはできずに、結局鍵はかけないまま、仲間のさるともからスーツケースベルトを借りて機内に預けた。

出国審査とセキュリティーチェックを抜けて、出発ロビー内のカフェにて打ち上げ。 いろいろあったけど楽しかったね、ベトナムツアーに来ることができてよかったね・・・・と333ビールで乾杯プハァ (−O−)□

予想通り出発は遅れたものの日本へは順調なフライト。朝食に玉子の入ったお粥の機内食をいただいて、日本時間朝7時半、無事成田国際空港に到着。機内アナウンスで現地の温度は「マイナス1度」とか言われて度肝を抜かれたが、それはきっと夜明け前の気温だと思う。
あ、家に着いたらスーツケースの中から鍵が出てきましたσ(^_^;ダンナの商売道具、弁償かと思ったよ( -。-) =3

●帰国〜ベトナム感想

今回のベトナムツアー、とっても楽しかった。
アジア特有の喧騒や蒸し暑さ、匂いや土産物売りがOK!というのが前提ですが、そうである方ならば、絶対女性にオススメです。ホーチミンしか行ったことないですが、とにかくかわいいShopが目白押し。リーズナブルな価格で何でもスピードオーダー可能だし。観光客や日本人向けのお店は地元の人が行くお店よりちょっと高いのは事実ですが、それでもとってもリーズナブル!!なんたって、刺繍・ビーズ・シルク、と私の好きなものがたくさん溢れてる!
そしてベトナム料理は辛さはほとんどありません。見かけほど香草(パクチー)は効いてないので香草が苦手な人でも大丈夫だと思います。日本と同じでタレやソースで後から味付けをするお料理が多いのでお料理そのものは薄味ですので、日本人の口にも合うと思います。ショッピングやグルメだけでなく、歴史や文化にも奥深いものがあると思うので、フエの世界遺産を観てみたいし、古都ハノイも行ってみたい、ニャチャンのビーチリゾートも素敵。今後、何回も通いたくなる国です。(私はエネルギッシュな街が好きなのでたぶんその中でもNO.1はホーチミンだと思うけど)

そして何より、女同士のショッピングが楽しかった。さるともツアーの自由行動は毎回そうなんだけど、女同士のショッピングやエステってとっても楽しい。とくにホーチミンはお買い物し甲斐のある街なのでなおさらです。ダンナとの旅行のときも洋服を見るのに付き合ってくれて、「いい、悪い」くらいは言ってくれた。でも、女同士だと「〜〜だから似合う」「ここが〜〜だから良くない」と納得のいくアドバイスをくれる。エステなどは、日本では値段が高そうで敷居が高いイメージ。今まで結婚式の直前に「ブライダルエステ」という簡易コースに1回行ったことがあるだけ。人生最大のスペシャルデーの為だけだ。でもアジアのエステはリーズナブルでホスピタリティも高いのでぜひぜひ受けてみたい。でも、ダンナとの旅行のときは別行動になってしまうしタイトなスケジュールの中で何時間も時間をとられるのは難しい。一緒に受けられる足裏マッサージやタイ式マッサージがせいぜい。
さるともと一緒だと、自由時間にみんなでワイワイ受けられるのが嬉しいし、(たとえ代わり映えはないにしても)パーティーに向けて気合も入る(笑)。
とにかく、今までずっと一緒に行きたかったさるともとのホーチミンツアー、行くことができてよかった〜〜♪というのが今回の感想です。


●*ベトナムの通貨についてちょっぴりアドバイス*

観光客に関しては、米国ドルが通常の通貨になります。
ホテル・レストラン・ドンコイ通りのショップなどはすべてドル表示になっています。ただタクシーに乗る時や、市場や街中の普通のお店でミネラルウォーターを買うとか、庶民の生活に根ざした買い物をする場合などはベトナムドン表示です。余ったドルはもちろん空港で再両替可能ですが、ベトナムドンは再両替ができないので、使い切るためには2、3日の滞在で1000円分もあれば充分です。米ドルは最小の通貨単位が1$ですが、商品の値段には時々、3.5$というように50セントもあるのですが、そんな時は50セント分のベトナムドンでおつりをくれるので、逆に3$+ベトナムドンでお支払いがオススメです。私たちは最後の日は仲間内で、手持ちのベトナムドンや米ドルが残っている人に支払いしてもらって、その分を日本円で清算する、というふうにしてやり繰りしました。
(写真は自分用に買った雑貨です)

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アジアみたもん記